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学校ブログ

 九月二十二日、PTA企画研修部の主催で、救命講習会と紙飛行機飛ばし大会を行いました。今回の研修会は、初の小中合同開催となりました。

 前半の救命講習会では、奈良県広域消防組合吉野署の皆さまや、看護師の方にご協力頂き、緊急時の救命について、校種や年齢別に学びました。小学生は、クイズを交えながら楽しく真剣に学んでいました。中学生と大人は、胸骨圧迫やAEDの実践的な使い方を学び、緊急時の救命に備えました。講習を通じて、いざというとき、家族や周りにいる人がすぐに手当を行えば、救命の可能性は高くなること、つまり私たちの行動が、大切な命を救うことを学びました。

 後半の紙飛行機飛ばし大会では、小学校低学年、高学年、中学生、大人の四つの部に分かれて、飛行距離を競いました。より遠くに飛ばそうと、皆が夢中になって自分だけの紙飛行機を折りました。紙飛行機が出来上がったあとは、小学生から順番に、飛行機を飛ばしていきました。中学生の部では、2年生の生徒が十五メートルを越えて見事優勝しました。大人の部は前校長先生が二十メートルに到達し、一位を獲得しました。

 大人も子どもも笑顔で終えることができて、とても素晴らしい研修会となりました。

 まだまだ暑さが和らぐ気配を見せない中迎えた九月十七日。外の暑さ以上に、やまぶきホールは一年に一度の「祭」に込める生徒の熱い思いが満ちていました。今年のオープニングは文化委員による太鼓の打ち上げから始まりました。スピードが増し、力強い音が響く度に、これからの盛り上がりを予感させる見事な演奏でした。たくさんの思いを込めた第四十回紅葉祭。いよいよ開幕です。

 弁論大会では四人の弁士がそれぞれの思いを堂々と発表しました。新型コロナウイルス感染症に関わる自らの思いと将来の夢について述べた三宅叶恵さん。小学生のときに行った平和学習と現在起こっている戦争から、知る大切さを感じた脇田詩菜さん。世界で起こっている争いや日常生活の中で見えてきた、客観的に見ることの大切さについて説いた貝谷遥菜さん。思いやりのバトンを繋ぐことによって、人同士が支え合い、困難も乗り越えられると述べた中居穂希さん。四人の言葉は静かなホールに響き渡り、聴衆の心を強く揺さぶりました。

 「総合的な学習の時間」で学習したことをまとめた学年発表。社会福祉協議会で行った福祉体験を中心に、デイサービス利用者のインタビューやこれから自分たちにできることを発表した一年生。自分自身や職業について調べたこと、様々な職業に就いている人へのインタビューや授業体験について発表した二年生。川上村が四季折々に見せる豊かな自然や伝統行事の素晴らしさ、多くの人の舌を魅了する数々の特産物をクイズ形式で発表した三年生。今年も学年ごとに工夫を凝らした素晴らしいものとなりました。

 英語科発表では「It's a small world」をダンスともに英語で歌いました。途中でダンスの解説もあり、会場で一体となり楽しい時間を過ごすことができました。

 そして、生徒会司会の個人参加。今年は六組の参加となりました。愛らしいダンスを披露し、会場の視線を独り占めした「Homa」。美しいピアノの音色を響かせ、聴衆の心を魅了した「ひなちゃん」。舞台全体を使った漫才で会場を笑いの渦に巻き込んだ「Link Moon」。かわいいをぎゅっと詰め込んだダンスを披露した「川上シスターズ」。元気いっぱい、笑顔いっぱいのフレッシュなダンスを踊った「チームニューフェイス」。前を向く勇気を歌声に載せて届けた「はるほまあや」。時間も忘れるぐらい、大いに楽しむことができました。

 太鼓の衣装を身にまとった姿が舞台に現れると、これまでの雰囲気とは違った静けさが会場を覆いました。静寂を破る太鼓の音は、感動と呼ぶにふさわしいほどの響きを会場にもたらしました。

 ホワイエでは、絵画や木工工作といったこれまでの学習で作った作品を展示しました。一つ一つの作品に時間をかけて、心を込めて作っていました。日々の取り組みの一端をご覧いただけたと思います。

 今年の紅葉祭のテーマである「みんなの力で最高の思い出を!! ☆笑顔満祭紅葉祭☆」にふさわしい、まさにみんなで作りあげた紅葉祭となりました。

 最後になりましたが、紅葉祭を開催するにあたり協力していただきましたホールスタッフや教育委員会の皆様、またご多用の中会場にお越しくださった、ご来賓の皆様、保護者の皆様に感謝申し上げます。

 九月三日(土)に大淀町文化会館あらかしホールにおいて「吉野郡(東)中学校音楽会」が開催され、郡内の五校が音楽を通して交流を深めました。今年度もコロナウイルス感染症拡大防止対策を講じての開催でしたが、皆さんに協力していただいたお陰で無事音楽会を終えることができました。本校は全校生徒で「やまびこ太鼓」を発表しました。夏休みには集中して一生懸命練習し、まとまった演奏を聴いてもらうことができました。やまぶき保育園の森口富美子園長先生にもお忙しい中、ご指導していただいたことに感謝します。また、三年生の中居穂希さんが「Tomorrow」の独唱を、三年生の梶本真絢さんが「青いベンチ」の独唱を披露してくれました。大きな舞台で堂々と歌い上げる姿は大変立派でした。「やまびこ太鼓」は川上村民大運動会でも演奏しますので、是非お聴きいただければ嬉しいです。

 六月二十日(月)、社会福祉協議会で一年生が福祉体験学習を行いました。五名のデイサービス利用者さんに質問して答えていただきました。特に、デイサービスを利用するようになって変わったことは、心も身体も元気になったことだと笑顔でおしゃってくださっていたのが印象に残りました。また、普段は畑仕事やボランティア、料理を作っていることなどいろいろと教えてくださいました。その後、ケアマネージャーさんのご指導で高齢者疑似体験と車椅子体験をさせていただきました。車椅子を押したことや乗ったことはあった生徒たちですが、坂道や段差での扱い方、ブレーキやフットペダルの注意点を知って、何も知らないで使うと危ないことを実感していました。

 今回の体験を通して、「車椅子の人がくらしやすいように、階段のところをスロープに変えるところがもっと増えたらいいなと思いました。」「いつも、あんなに体が重いのはしんどいだろうなと思いました。でも、畑仕事をされたり、道の掃除をされたりしてすごいなと思いました。」という感想を書いてくれていました。今後も、福祉について学習を深めていき、みんながしあわせな暮らしの実現には何が必要かを考えていってもらいたいと思います。

 七月六日から九日まで、二・三年生で沖縄県へ修学旅行に行きました。台風四号の影響も心配されましたが、無事予定どおり行うことができました。

 今回の修学旅行では現地でしか学ぶことができないものばかりで、とても充実したものとなりました。

 一日目の平和学習では、戦争の悲惨さ、平和の大切さを様々なところで実感しました。平和の礎に刻まれた戦没者の名前。資料館に展示された沖縄戦を体験した人の証言集。糸数アブチラガマで経験した暗闇。その一つ一つが、私たちに戦争とはどのようなものかを教えてくれているようでした。嘉数高台公園からは普天間基地が一望でき、何機ものオスプレイが駐機してありました。また、頭上をアメリカ軍のヘリコプターが爆音をたてて飛んでいく様子を見ました。基地がそばにある日常というものを、少し身近に感じられたような気がします。

 二日目は沖縄の美しい海を満喫しました。マリンスポーツでは水上バイクに引っ張られ、想像以上のスピードと迫力に、大満足な様子でした。昼からは、シーサーの絵付けを体験しました。色とりどりのカラフルなシーサーが完成し、楽しい一時を過ごすことができました。世界遺産である座喜味城址では、ガイドさんにも説明していただき、沖縄特有の城造りに感銘を受けました。

 三日目の美ら海水族館ではショーが行われていて、イルカやクジラの華麗な数々の技に目を奪われ、自然と拍手や歓声が生まれていました。古宇利島オーシャンタワーでは晴天に恵まれ、最高のロケーションを堪能することができました。国際通りでの買い物も、市場に行くと普段見かけることのない珍しい食材が数多く並んでおり、奈良県とは異なる食文化に触れることができました。

 四日目は首里城に行きました。およそ三年前に火災が発生し、正殿を含む多くの施設が焼失してしまいました。現在では「魅せる復興」をテーマに、これまでの取り組みが展示されており、生徒もじっくりと見学していました。

 生徒たちは四日間で「見て・触れて・聞いて」沖縄の文化や歴史、自然を学びました。ガイドさんの話にしっかりと耳を傾け、展示物を熱心に見つめる姿は、たいへん立派でした。また、集団で生活するとともに、社会の一員として過ごす中で、大きく成長していたと感じます。

 修学旅行実施にあたり、保護者の皆様や川上村、村教育委員会のご理解とご協力、ご支援を頂頂き、感謝申し上げます。ありがとうございました。

7月8日(金)に、1年生が奈良方面に社会見学に行きました。 

法隆寺では、社会科の先生に解説してもらいながら、千三百年前にタイムスリップしたような雰囲気を味わいました。 

偶然にも現地のボランティアガイドさんに説明してもらうことができ、仏像の顔の形で飛鳥時代か平安時代のものかを見分けられることなども知りました。

東大寺では、大仏殿を見学し、大仏様の大きさに圧倒されました。敷き詰められた石畳は、ピンクが中国、青は韓国、白は日本のものということで、当時の建築には大変な苦労があったことも想像することができました。

楽しみにしていたお弁当をいただいた後は、鹿に鹿せんべいをあげて楽しみました。その後は、西の京のがんこ一徹長屋の鳳美さんでくみひも体験をしました。約三十分でストラップが完成しました。素敵な思い出の品もできて、楽しくて充実した社会見学となりました。

送迎してくださったスクールバスの運転手さん、保護者の皆様、お世話になった現地の方々にお礼申し上げます。

川上中学校では、文化的な活動の機会を保障し、趣味や特技を伸ばすため週1回の文化クラブを水曜日の午後に開設しています。

 

文化クラブでは、「書道」「ものづくり」「将棋」の3つがあり、生徒の皆さんが参加したいと思うクラブでそれぞれの活動をしています。

 

「書道」

書道クラブでは、書写で学んだ基礎を発展させ、作品づくりに取り組んでいます。

「ものづくり」

ものづくりクラブでは、技術・家庭科を発展させ、作品づくりに取り組んでいます。

「将棋」

将棋の基礎を学びます。対局を中心に取り組みます。

どのクラブも、作品づくりや有意義な対局など行い、充実した時間を過ごしています。

陸上競技部

6月11日、12日に橿原陸上競技場にて、地区別記録会(郡中体)が行われました。土曜日は雨の中、日曜日は暑さが厳しい中での大会となりましたが、この日のために取り組んできたことを発揮すべく、それぞれの種目に参加しました。今年度の大会も三回目となり、全員で協力している様子が多々見られました。自分たちで考えて行動している様子が、たいへん頼もしく思われました。

次の大会はいよいよ県総体です。個々の掲げる目標に向けて、これからも日々の練習を頑張っていきたいと思います。

 

 

剣道部

6月5日(日)に大淀中学校で吉野郡中学校体育大会剣道の部が行われました。当日は総当たりで勝負し、一戦一戦真剣な試合が繰り広げられていました。試合では作法がきちんとできており、技を決めようと相手に立ち向かう姿が印象に残りました。今後も日々の稽古を丁寧に、目標を持って頑張ってほしいと思います。

 

 

卓球部

6月11日(土)、吉野運動公園にて、吉野郡中学校体育大会卓球の部が行われました。
 試合に向けて、本番を想定した校内練習試合を毎日行い、実践形式で自分の力を発揮できるように練習を重ねてきました。
 試合では、吉野郡内の選手と予選リーグを行い、各順位に分かれて決勝トーナメントで試合を行いました。それぞれのトーナメントで自分の練習してきた成果を発揮して試合に臨みました。試合の中で、スマッシュがキレイに決まったり、サーブがうまく入ったりと練習の成果が上手く発揮できた場面がありました。閉会式後の練習試合でたくさんの選手と対戦し、交流を深めていました。次は夏休みに県総体に出場予定です。今のチームとして最善を尽くせるよう、今後の練習に前向きに取り組んでいきます。

1年生の体育科授業の一環として、剣道の授業を行いました。

胴着を着用し剣道具をつけると、一気に大人びて見えます。

面・コテ・胴の打ち方や木刀による剣道基本技稽古の基本3までを習いました。

また、礼儀作法も学び、日常生活の中でも活かしていけばいいことをたくさん学びました。

剣道の先生からは、生徒の皆さん一人ひとりの良いところをほめていただきました。

剣道の授業を通して学んだことを普段の生活でも実践してほしいと思います。

 

5月26日6限目に集会室で生徒総会が行いました。生徒会長、生徒副会長、各委員会委員長が中心となって話し合いが進められました。議案は、令和3年度活動・会計報告、令和4年度活動・予算計画でした。一般の総会と同様の雰囲気で行われました。

 執行委員会からは、生徒会オリエンテーションや生徒集会、予餞会等の運営、年賀はがきなどのボランティア活動についての活動計画などが出されました。また、生徒会予算の使い道について計画が提案されました。

 文化委員会からは、学級図書の設置・入れ替え、紅葉祭の準備や運営、カルタ大会の準備と運営、ベルマーク集計等の活動計画が出されました。

 保健体育委員会からは、プール清掃や大掃除の準備と運営、村民大運動会の準備と運営などについて活動計画が出されました。

初めの言葉で生徒会長からあったように、よりよい川上中学校の実現に向けて、生徒会と各専門委員会が連携をとりながら、さまざまな催しや活動を進めていきます。

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令和6年3月14日(木)川上村立川上中学校第42回卒業証書授与式が挙行されました。川上中学校といたしましては、最後の卒業式となります。

沿 革

 

昭和22. 4.22  新中学校制度の施行により、村立3中学校が設置される。

第1校区 川上第一中学校(東川699)

第2校区 川上第二中学校(人知17)

第3校区 川上第三中学校(北和田312)

 昭和51.3.19  川上村立中学校の統合計画が村会において可決される。

 昭和53.3.27  統合新校舎敷地造成工事 地鎮祭

 昭和54.10.23  校舎建築工事 起工式

 昭和55.10.31  校舎竣工

 昭和56.3.31  村立3中学校閉校

 昭和56.4.10  川上村立川上中学校開校 入学式を挙行

 昭和58.4.27  小・中総合落成式

 平成2~3年度  文部省・県教育委員会指定研究「基本的生活習慣の育成をめざした道徳的実践の指導」

 平成 4.12.14  コンピュータ教室改造工事完成

 平成9~10年度  文部省・県教育委員会指定研究「意欲をもって主体的に学ぶ生徒の育成」

 平成12.8.31  校舎改修第1期工事終了

 平成13.8.31  校舎改修第2期工事終了

 平成15.4.28  村内小学校の統合に併せ、村立学校の創立記念日がこの日に変更される。

 平成22.8.26  校舎耐震工事終了

 平成26.3.28  学年教室改修工事(木質化、エアコン・スクリーン・プロジェクター完備)

 平成27年度   文部科学省・県教育委員会指定研究「奈良の子どもの未来を拓く道徳教育推進事業」

 令和3.2~8月  校舎改修工事開始 義務教育学校設立に伴う仮校舎への校舎改修

 令和3.9.1川上小学校が中学校地へ移転

奈良新聞社さんに掲載していただきました。

木のぬくもりを感じさせる校内=13日、川上村西河の村立かわかみ源流学園

詳しくは、奈良新聞社さんのホームページからご覧ください。

https://www.nara-np.co.jp/news/education.html

文化クラブ活動報告(将棋)

一年生二名、二年生三名、三年生一名で活動しました。今年度は、川王杯、聖流杯、源人杯と年間通して三回の校内将棋大会を行いました。生徒たちは毎時間の対局を通して、マナーや対局の進め方などを学びました。また、戦法を考えたり、相手の次の手を読んだりして、一手一手を考えながら駒を指し、より良い将棋を指すために日々励みました。試行錯誤を繰り返しながら一手を見つけてきたことで、年度当初よりもずいぶん上達し、思考の幅も広がったように思います。

文化クラブ活動報告(ものづくり)

  今年度は、「マスキングテープのちぎり絵」、「糸かけ曼荼羅」、「レジンのキーホルダー」、「一筆描き」、「寄せ木細工」、殿貝真子先生のご指導による「ハーバリウム」と「リース」、鈴木雄一郎先生と鈴木智子先生のご指導による「手びねりの一輪挿し」の作品制作に取り組みました。個性あふれる素敵な作品が出来上がると、とても満足しながら互いの作品を鑑賞し合っていました。出来上がった作品は、校内や紅葉祭、山幸彦祭りで展示し、保護者の方や地域の方にも見ていただきました。充実したものづくりクラブの活動ができましたのは、ご協力いただきました方々のお陰と感謝しております。紙面をお借りしてお礼申し上げます。

少林寺拳法講習会

一月十八日(木)、五・六時間目に少林寺拳法講習会を行いました。講師として、井戸家正旺先生と浅芝晴美先生に来ていただきました。

はじめに少林寺拳法での礼などの作法、体の使い方や力の出し方など基礎的な部分を教えてくださいました。先生の動きを手本に型を取り、一つ一つ確認しながら取り組みました。実際に胴を付けて型を取り、自分自信の身を守る護身術を実践しました。応用として、襲われ危険な場面に出くわしたときの対処法や人間の急所など、普段学ぶことができないようなお話や体験をさせていただきました。最後に少林寺拳法での呼吸法を学び、自然から「気」というエネルギーを吸収することで、日々呼吸をして生きていることに対して感謝の気持ちを持てるということを教えてくださいました。先生方から、少林寺拳法を通して教えていただいた「本当の強さ」、自分を大切にすることはもちろん、自分だけでなく、周りの人々も幸せにし、お互い助け合える人を目指し、今後に活かしてほしいと思います。

一年生 交流学習

十二月二十日(水)、上北山やまゆり学園、黒滝中学校の一年生が川上中学校に来校し、合同で英語と道徳の学習を行いました。これまで、class roomやmeetで交流してきましたが、実際に会って交流学習をするのは初めてでした。英語では、伝言ゲームや単語ゲームなど英語を使ったゲームを中心に、クリスマス会を行いました。道徳では、グループで協力して意見を出し合い、一つの地図を完成させました。川上中学校の一年生は、とても緊張した様子でしたが、徐々に打ち解け、グループ活動のときは積極的に自分の意見を言って活動を進められていました。それぞれの学校の生徒数は少ないですが、総勢七人となり、いつもより多い人数で授業を行い、お互いにとても良い刺激を得た二時間となりました。

マラソン練習・マラソン大会

十二月十四日(木)に行われたマラソン大会に向けて、朝の時間を使ってマラソン練習を行いました。

 寒い日が続く中、それぞれの目標記録に向かって努力を重ね、一人一人の目標達成や記録更新をみんなで喜んだり励まし合ったりしながら最後まで全力で一所懸命に走り抜いていました。

マラソン大会では、男子は約4.2㎞、女子は約2.8㎞の距離に挑戦しました。当日は天候に恵まれ、生徒たちはマラソン練習の成果を存分に発揮していました。自分の目標に向かって努力することの大切さや、周りの人たちの手助けがあるということに気付くことのできた素晴らしいマラソン大会でした。

生徒会 臨時生徒集会の開催

十二月一三日(水)六限目に、臨時の生徒集会が行われました。この集会では、生徒会長と副会長のの司会進行のもと、校則の変更に伴う、生徒会の「頭髪に関する取り決め事項」の改正を目指しました。

生徒会では、以前からよりよい学校生活を送るために、時代にあった校則を考えてきました。そのために、全校生徒へのアンケートを実施し、生徒のみなさんが、校則について、普段感じていることや考えていることを生徒会に伝えてもらいまました。さまざまな検討があり、校則の変更が決まりました。

頭髪に関する決まりについては、今回の改正により「前髪が目にかかれば切る」の箇所を「前髪が目にかかればまとめるか切る」に変更されました。改正する理由は、一律に前髪を切らなくても、髪をまとめることで、学習に差しつかえがないようにできるからです。今回の集会では、改正の理由に加えて、前髪をまとめる際の注意点として、「特異な髪型に変更すること等を目的としない、シンプルで学習に適した髪型にしてください。」と生徒会から説明がありました。

質疑応答の後、全校生徒による承認があり、「頭髪に関する取り決め事項の確認」が十年ぶりに改正されました。よりよい学校をつくるために、生徒のみなさんが参加し、話し合えた素晴らしい集会となりました。

 

基盤
            校長 前 浩輔
 いよいよ年末となりました。寒さも本格的になっています。この一年間、学校教育にご支援ご協力を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。
 さて、生徒達の二学期の努力と成長に大いに敬意を感じるところです。日頃の学習の成果は期末試験にも表れ、耐寒走を黙々と走る姿は、マラソン大会での成果に表れました。
生徒会選挙では、立候補者が次年度のかわかみ源流学園を見据えてより良い学校にしていきたい気持ちを述べ、応援弁士も立候補者の良さをしっかりと伝えてくれました。税の作文でも優れた成果を収め、吉野税務署の表彰式で代表として作文朗読をしてくれました。
 このような生徒達の成長の基盤は何かと考えたとき、ご家族のご協力が全てだと思います。毎日の規則正しい生活により、自律神経が整い、体は正常に機能します。
 近年、スマホ使用の低年齢化が進み、小学生の校内暴力はここ7年で10倍以上に激増しています。仮想と現実の見分けがつきにくく、人の痛みが分からない子が増えたと言います。小学生の不登校やいじめも、ここ6年で4倍ほどに増えています。
 「朝起きて夜眠る」ことや、「三度の食事」ができること、このような基本的なことに価値を感じられない人が増えているのかも知れません。
 私たちの暮らしは、病院・警察・消防署をはじめ、電気・ガス・水道、生産や物流の至る所で24時間365日働いてくれている人達のお陰で成り立っています。改めて、生かされていることに感謝し、生活を整えることの価値を感じる年末にしたいと思います。
 皆様方の一層のご自愛と、良きご越年をお祈り申し上げます。 

食育実習(三年生)

 十一月三十日(木)に三年生で調理実習をしました。彩り鮮やかなパーティメニューを自分たちで調べ、調理して作り方を覚えたいというものを選び、挑戦しました。押し寿司、サンドイッチ、ヤンニョムチキン、生春巻き、フルーツ大福。生徒たち一人ひとりが試行錯誤し、おいしさや華やかさを考えたメニューから、とても素敵なプレートを自分たちで作ることができました。お腹いっぱいまでおいしくいただき、今回のメニューを「また食べたい」という声も聞かれました。今回の実習を生かし、ぜひおうちでも作ってほしいと思います。

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